MG-Sガンダムただいま製作中

Bandai(1/100)

・目的
もはや説明は要らない。
ついに手をつけてしまった禁断の果実、MG-Sガンダム。
他に作りたいものはいっぱいあるにもかかわらずなぜかこれをやらなきゃ気が治まらない、まさにトラウマ。
しかし、Sガンダムばかり作ってるな。もはや

「FRAME OUT S-Gundam&motorsports」

に改名してもおかしくないほど。
そんなわけで、製作記始めました。よろしく。


1月12日までの成果


完成。まずはおめでとう。自分に。
この製作記は出来るだけ詳しく説明が出来ればと思って気を使ったので、似たことをやりたいと思った人がいて、理解できればありがたい。
工作自体は決して難しいことをしていないしね。


1月5日までの成果


塗装中。とりあえず、フレームを全てモデラーズの缶スプレー「フラットブラックグレー」で塗装。
この色は重宝しすぎてなんでも塗ってしまいがちなので危険。
スマートガンは後ろ半分をフラットブラックで、前半分は銀を下地にして上からクリアーブラックを吹いたものなどで質感を変えた。
あとは白以外のパーツ(黄色や青や赤)をすべて同「ベースホワイト」で下塗りしたのみ。
実は、まだカラーリングが固まってないんだよね。


12月31日までの成果


胸フレームの最終的な状態。胸の位置を下げる為にそうとうフレームを削った。
とはいえ、構造自体は一切いじっていない。


胸の変形後。胸に合わせるために背中を作り直した。
何とか違和感の無いように納めたつもり。ほんとは胸とツライチになるようにしたかったが、構造をいじらないという前提があるためやむなし。


変形後の頭がどうなっているかというと、こんなカンジ。
黄色い襟の前は、キットと同じように折りたたみ機構をつけている。
頭はというと、なんと、角を折りたたまなくても収納できるではないか。
治まっている姿を見ると、別冊にも載っている展開図の雰囲気にそっくり。


これが、襟の部分。まあ、こんな構成になっている。前の折りたたみは市販の可動関節を使用。
首はHGUCなんかについているポリキャップのまま。このままはまずいかなあ。

肩幅を詰めたことで、変形用のロックパーツも少し詰めた。
キットを知らないと、なんだかわからない写真だね。


12月21日までの成果


ひとまずほとんどのパーツをざっくり修正して組み立て。
風邪を引いてしまったので寝たり休んだりゆっくりしたりの作業になった。
胸は、前回よりさらに小型化、ウエスト部分はくびれというより全体的に前のほうが薄く見えるようにさらに削りこんだ。
あとは、前回までの加工を全ての部品におこなっただけである。
肩幅はやはり気になるものの、ここに手を付けると変形機構を見直さないといけないので悩みどころ。



12月19日までの成果


バランス調整はここまでかな。足腰のボリュームを削いだことで、小さな頭とつりあうようになった。
それは前回更新分と比べれば一目瞭然だろう(たぶん)。これである程度納得のいくスタイルに持っていけたので、右側にも同じ作業を行うのみだ(現在主な加工は左側のみ)。
このプロポーションはあれだ、旧設定そのままに近いな。あと気になる点は、肩と付け根の空間だな。


Gコアが変形して収まっているウエスト部分は、正面から見て細く、若干くびれるように削った(左側)。
股間の白い部分は両側を限界まで削って、薄くする。これで腰の太さは解決。
その際、腰左右の出っ張りは一度切り離し角度をつけて再取り付け。
こうすることで胴と腰が長く見えるのを抑える。まあ、設定に近づける意味ももちろんあるが。


ワリと懸案の、胴体の変形。背中の峰の先端は若干短くなった。
その左右は切り取って低く作り直す。胸の位置を下げたことによるものだが、設定にも近くなるし、変形後肩との高低差も大きくなるのでよい方向だと思う。


左は、加工予定図。ふくらはぎは、黒の横線を山にして、上下に削り込む。
すねの横は薄くなるよう削りつつ2つの穴の形を整える。
で、その結果が右の写真。元のもこもこした筋肉質なカンジはなくなり、細くすっきりした。
ここではさらに、すね上カバーを上下に短くしたり、すね下カバーのカドを丸めつつ、下に細くなるよう削った。
写真では切れているが、ひざ上の腿とつながる部分も、側面が出来るだけ平らになるように整形している。


で、これが足の変形後。前回の加工で足が短くなったことで、まとまりがよくなっている。
すね上カバーは短くしながらも、変形後隙間が出来ないように苦心。まあ苦心というほど難しくは無いが。


12月17日までの成果


ちょっとでやめよう、やめようと思いながらも大きくバランスの変わったS。
もともと頭が大きく足が短かった(上半身が大きい)ので、頭と胸を少し小さくするだけのつもりだったのだが、当たり前のように納得いかず、あちこち切り刻んで取り替えることに。
方向性としては、たぶん世間とは逆方向、

「肩以外を小さくする、細くする」

ということで。
今後、もはや下半身のボリュームが気になっているため足腰が細く見えるように加工していく予定。
目標イメージはセンチネル別冊P77の、旧キット箱絵用線画である。

バランス調整中は正直どうなることかと思っていたが、ここまできて勝機が見えたので一気に突き進みたいところ。
問題は、これだけでかいキットを仕上げまで持っていく気力だね。


頭は、HGUC(1/144)より。後頭部などを切り離してプラ板をはさんで後ろに長く。
頬のフィンがつく平面は、その上下を切り欠いて見かけ上の面積を増やす。
また頭頂部の厚みが足りないのでプラ板を貼って上下に長く見えるように。
センチネル作例等は一切参考にせず、別冊P77下の別冊用最新稿を目標に。


首のフレームについては、写真のとおりフレームを中心に首と下のロック用部分を切り離す。
これにあわせるようにGコアの機首後端も切り取る。この時点で、首のフレームはGコアの中にもぐりこむようになる。
後はそれにあわせて黄色の襟部分を取り付けてゆく。

これは、首の位置を下げることによって胸の小型化と、あわせて肩の位置を(相対的に)上げる役割を果たし、
かつ胴体を短くする一石三鳥の工作。すべては小さい頭とバランスをとるため。
胸については、上下左右に小さく切り詰め、なおかつ取り付け位置を下げることとする。頭が小さい分、
結構思い切った切り詰めが必要になる。
また、これにより変形時の背中との兼ね合いも今後考える必要がある。 変形は捨てたわけじゃないぞ。


腕は丸ごとZ-plusA1と取り替え。Z-plusはMSに出来ない体に。
小さい頭にもともとの腕ではマッチョすぎるのだ。肘の曲がる角度をコントロールすれば、変形にも影響はない。
あとは、肩幅を狭くするために、付け根のブロックを薄く切り取る。


頭と胸がぐっと小さくなったことで、足が太く長く見えるようになった。もともと短足に見えていたというのにね。
そこで大英断。設定イメージとも違う足首周辺で長さをつめる事に。
で、構造を潰さずに長さを詰める方法はというと、なんと、足首とひざ下をつなぐポリキャップを取り外すのみ!
足首の軸下と、ポリキャップをはめ込む部分がぴったりフィット。そのまま接着すればOK。
もちろん、足首の左右回転はこれによって死んでしまうが、特に影響は 感じられず、むしろ安定感さえある。可動も安心。


これにあわせてアンクルガードも上のほうに取り付けるべく、足の外装部分を切り欠く。内部フレーム構造がありがたい瞬間ではある。
変形への影響はというと、むしろしやすくなった感じだ。まあ、微調整は必要だ。


ふとももは上に向かって膨らんでいて、マッチョな感じなので、箱になるよう成形。
これは、足を細く見せるための工作でもある。長さも詰めようかな。


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