Scope-Dog Death-Messenger-Custom

TakaraTomy/Kotobukiya mixing(1/48)



・説明
アクティックギアシリーズ・第1弾スコープドッグとコトブキヤ・ワンコインシリーズ・青の騎士ベルゼルガ物語からデス・メッセンジャーのパーツをマゼマゼしてAG版デス・メッセンジャーを作ろうというのが今回の目論見。
そのためキッチリ全塗装となった。お手軽仕上げもいいけど塗るとなおイイね。AGのポテンシャルの高さを感じた。



正面。最初は背部パックをもらえればいいかぐらいの気持ちだったんだけど、途中から幡池デザインの意匠を移植することが目的化してしまった。
というのも、ワンコインのほうは全高はAGより小さいものの手首・腰周り・足首といったパーツはアレンジ上大きめに作られており、AGにあわせても問題ないことが分かったから。
特に腰はボリュームがあっていいカンジ。


背面。元デザインを知っていれば背負い物はさすがに小さいか。ランチャーパックは十分なので前から見る分にはOKなんだけど。
塗装は完全にワンコイン準拠。明るいグリーンはMrカラー・明灰白色(中島系)そのまま、濃いグリーンは同・暗緑色(三菱系)をベースに黒と黄色を現物合わせで調合した。
ウォッシングが派手なので分かりにくいが、元の色はカナリ黄緑っぽいみたいだね。オレはダマされて青めのグリーンで塗っちゃった…


うーん、腰ダメが似合う。AGの足が細く感じるのは腰が細いからなんじゃないかな。
今回の汚しは、膝下のみ派手目な泥汚れ、上半身と腕周りはバトルダメージ風の汚しとオイル汚れのみとし、銀ハゲやサビ表現はナシ。これはバトリングという興行用の機体で強豪選手が乗ることを想定した結果。
要するに見世物でカネのあるチームがボロい機体を持ってくるはずがないというハナシ。
ホントは試合前のキレイな状態も考えたんだけど、なんか汚さないと似合わないんだよねぇ(笑)
F1なら、レース後のマシンを作ろうとはあまり思わないんだけど(ル・マンはアリだな)。


腰ダメその2。サイドスカートがステキ。
足元の汚れはエナメルの黒・茶・フラットフレッシュ・青をいろんな割合で混ぜて何度も重ねていった。こういった作業はあまりやったことはないけど、要は油絵と一緒だね。


おまけの通常装備。肩を赤く塗らなかったのはこうしたかったから。なんかディスコーマってホントにレッドショルダーなのか怪しいので、「ヤング・ディスコーマ」とか言っておけば通用するかなとか妄想してみたり。


おまけの背面。肩幅があるのでマッチョ。立っちゃうと足が長く見えるんだよね。プロポーションをいじろうかと思ったことは確かだけど、AGのコレクション性を考えたら踏み切れなかった。
ちなみにアンテナがちゃんと左に戻ってるのに気づいてもらえただろうか。


ちゃんと降着も生きてるよ。


ここからは改修点の説明。このとおり武器・腰周り・足首(この写真の後肩口も追加)をソックリそのままセットした。
また腕や太腿の不要な穴はプラ板を差し込んで埋め、前腕のディテールごとパーティングラインを削ってエバーグリーンの極薄プラ板で再生した。


ばらすとこの通り。
腕は後ハメ可能なように(というか肩幅が広くなったため)軸を切り欠き。手首はワンコインそのままで、軸をAGに合うようにボールジョイント状にリューターで削った。
バイザーは左右でアンテナを付け替えられるようにリューターで削り込み、プラ板で隙間埋めのリングを作成。
腰前装甲は中央部を細いポリランナーとし、0.5mmの真ちゅう線でつないだ。側面装甲は右端の黒いパーツ、WAVEのYヒンジ2を使用。ただし胴体側はAGのパーツのまま(Yヒンジ2に合うように幅を加工)。
足首はやはりリューターでボールジョイントがはまるように掘り込んだ。
腹部横の合わせ目隠しと後のビス穴隠しにはコトブキヤMSGのエッチング・メカディテール6を使用。


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