HG-Sガンダムただいまレストア中

Bandai(1/144)
・目的
MG-Sガンダムが完成して1週間。これが完成して全てのケリがとりあえず付いたと思っていた。
しかし、なにかがおかしい。
このわだかまりはいったいなんだ、自分に問うた。
ふと見上げた先には・・・

これを見て「また「S」かよ、お前馬鹿だろ」、と思ったあなたは「正しい」。
しかし、こんな製作記、だれか見たがるかなあ?


11月22日までの成果



久々更新。Sの中心部分に片をつけるつもりでさくさくっと、のつもりだったんだけど。


胸パーツは中心部は作り変え、コクピット部分も古い部品(もともと新規パーツ)をプラ板で囲い直し。というのが前回までの主な修正。
今回はずばり「頭部の収納」というわけで完全変形化を改めて目指すことに。


横から。見事に頭が納まっているのが分かるだろうか。この修正のために旧バージョンで形状にほとんど手をつけなかったテールスタビレーター(この写真で機首になる部分)をいじることになった。
まあもともと大きさや形状は直さにゃ、と思っていたところだから良いか。


ふたを開ければこんなカンジに。
この変更のために前回捏造したGコア固定アームはなかったことに。さーどうやって固定しようかな。


腰部分は欠けたり朽ちたりした部分の修復と、各パーツの可動部の作り直し。
旧バージョンでは付け替えで対処した上半身との接続アーム(製作も詰めの頃に設定が発表された・・・)やウイングとなる背面パーツは結果的にMGに近い構造に落ち着いてしまった。


変形するとこうなる。ここに映るパーツにはいっこもキットパーツが使われていないので白い白い(笑)
レストアに当たってモモ、腰フレームは作り直し、その他細かく補強や作り直しが入っている。


そして脱出モードも完全再現。
旧バージョンでも存在していたのだが完成度が低かった為サイトには載せてなかった(笑)。Bパーツのコックピットパーツはようやっとそれなりのものが作れそう。
このパーツはねー。どうしても作らなきゃならないんだよ。これを再現しなかったせいでMG誌の金賞受賞作に負けたと勝手に信じている身としては(まだ言ってるのか)。
しかし、カトキハジメの書くメカは1/144クラスで再現するには酷な設計だなぁ。


1月28日までの成果



18日の成果で「大幅に変えるつもりはない」なんて、自分に言い聞かせてたのだけど、無理。そんなの。
センチネル的思考を拡大解釈した「化物」スタイルの現Sを、ニュートラルなバランスに戻すことに。
足はももで3mmつめ、腕にいたっては5〜6mm短くなった。
まあ、ほぼもとのままの右腕と比べると、まあいかに前が長かったかが分かるか。
でも、一度過去にバランスしたものを再構成するのは勇気がいるな。


とりあえず、Gコアが閉じた状態はこんなカンジ。
胴体が段になって穴あきなのは、差し替えで脚を再現する為。


ももと腰関節は完全にやり直し。今はいいポリキャップがあるね。
腰のビームカノンは、引き出すとシリンダーが見える(展開図の設定にある)ようにするつもり。


良く分からないかもしれないけど、一番ぼろぼろだった肩内部はつぎはぎだらけに。
構造も作り直して、より剛性のある作りを検討。機構が分かるかな?
実は、手首をこの前買ったばかりの「GFF・ガンダムMk-U」から獲っちゃうつもり。
手首いっぱい入っていたから、多分大丈夫。


1月18日までの成果



いやあ、またはじめちゃった(笑)。やっぱ、MGでけっこうイイバランスのが出来ちゃうと、前のが気になっちゃって。
そんなわけで意を決してばらし始めた。さすがに10年以上前(高校生のときか)作ったものだから、今見ると作り方自体も酷いもの。
「当時は形にするだけでいっぱいいっぱいだったんだなあ」
とか、妙な感慨にふけってみたり。

改修点としては、バランスの見直しとして、上半身を持ち上げることで胴の延長を図った。
実は胴の長さは以前から気になっていたポイントではあった。旧バージョンと比べてもらえば一目瞭然だと思う。
しかし改めてみると、この体型はもうガンダムでもなんでもないな。
あとは崩れかけのパーツや関節を作り直したりすることで、大幅に変えるつもりはない。


結構珍しいカット。クルーザーモードの位置関係だ。この辺は異常なまでに脆弱だったので大幅に改修。
コックピット(MS時のおなかの真ん中)パーツを中心に、Cパーツは真鍮線で、Gコアとは新設のロッキングアームで固定。
コックピットと胸の可動軸も作り直し。当時はなかったいまどきのポリパーツが役に立った。


Gアタッカーモード時の位置関係。新規パーツはまだざっくり作っているので雑。ロッキングアームの構造が分かる。
首の付け根は折りたたみ式になっているが、やっぱり頭は収納不可。
しかしこの辺、工作精度の低さゆえに改修も難儀した。左右で形から違うんだもの。ヘタクソめ、昔の自分。


頭勢ぞろい。左から、MGOGK(知ってる人が分かればいいや)のZ-plusA2、A1ヘッド、旧S、最近作ったHGUC-S。
こうみると、旧Sの頭はセンチネル連載当時のイメージに近いね。もっとも、そうとういじったからな。




肩付け根の変形。上からMSモード、クルーザーモード、Gアタッカーモード時のフレームの位置関係。
この辺はMGで再現されなかった複雑な構造。今回、より強固な構造に修正した。


ここは股間パーツ、Gボマーの胴体と主翼。この辺の形と変形時のまとまりはお気に入りのひとつなので修正不要だな。
ただ、ここには写ってないコックピットパーツは超難題。


手前がこのGコア、奥がHGUC付属のGコア。旧設定のイメージに近いのは自作したほうだと思う。
こういうのがあるから、これを捨てきれないんだよね。
実はしばらく前に改修済みだったので、ディティールとキャノピーを入れて完成かな。



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