フェラーリF1−2000

Tamiya(1/20)


・説明
96年にフェラーリ入りしたマイケル・シューマッハは、以降何度となくチャンピオンに手が届きかけるも、自らのミスやプレッシャー、そして事故により逃してきた。
そして2000年。前年の負傷欠場の教訓からよりリラックスしてレースに臨むようになった彼は、シーズン中盤の度重なるもらい事故にも負けず、完璧なマシンにも助けられ見事にコンストラクターズ、ドライバーズ両タイトルを奪取、ついに21年ぶりとなる栄冠をフェラーリにもたらした。



さて、シューマッハ嫌いの自分としても飛びぬけた完成度を見せ、またフェラーリとしてひとつの節目を迎えたマシンは作らなければならない「意味」があった。
ただし、バリチェロ車としてだが。


キットは非常に冒険的といっていいほどシャープ&タイトな設計で、実車同様「攻め」の姿勢を感じる一台。
今回は基本的には手を加えず、ただアフターパーツをちょっと豪華に使ってお手軽に仕上げてみた。
ボディも、デカールを貼る際に神経質なまでにマークの余白を切り取って、クリアーコートをしたのみで磨き出しなどの工程は取っていない。
丁寧に処理すれば十分に見れるものに仕上がる。


コックピットは、この年あたりから取り付けられた「緊急脱出用固定ベルト」をアフターパーツで再現。
これは、ドライバーが自力で脱出できないような緊急時に、シートごとマシンから取り出すためのもの。
エッチングパーツに塗装して取り付けたのだがうまく「よれ」させるといい雰囲気に。


エンジンルーム。まさに素組。ラジエーターはエッチングパーツを取り付けてみたが、結構面白いものだね。


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