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フェラーリ641/2    FUJIMI(1/20)


1990年のF1においてのトピックは、やはりカーナンバー1を引っさげてフェラーリ入りしたA.プロストと、迎え撃つマクラーレンのA.セナの争いだった。
生みの親のジョン・バーナードの手を離れ進化を遂げた639系マシンの641/2は、シーズンを追うごとに徐々に調子を上げ、フランスGPでフェラーリF1通算100勝の快挙を成し遂げ、終盤日本GPでリードするセナについに追いついた。
しかし、決勝開始直後の1コーナーでプロストとセナは接触、リタイアし、フェラーリのチャンピオン奪還は夢と消えたのだった。




19年の月日を超え、ついにフジミからリリースされた641/2。
1/20というスケールが大事だよね!(1/24でも個人的にはありだけど)。
639系は実を言うと、流麗な曲線を描くサイドポッドを持つコイツが飛びぬけて好き。
どうしてこんなにキレイなんだろう、というぐらいに。


後ろから。
キットは箱を開けたときからワクワクするような作り、ディテールで、またパーツの合いなども良好で作っていてとても楽しかった。
まぁタイヤがちょっととか、サスの組みつけが少し難儀とか、別売純正エッチングパーツが今ひとつとか細かいことはあるんだけど。
⇒多分641/2だってことで許せちゃった気がする(笑


もう一枚後ろから。
だって、この車はバックシャンじゃない?
塗装はボディはフィニッシャーズのディープレッド、デカールは別売純正品と、手元にあった古いマルボロ別売デカールを使用した。


コックピット内。
FIAマークなどマルボロ以外でキット未付属のデカールは、市販のタトゥーシールを使って自作してみた。
版下は1/12の641/2だったり、ネットの画像だったり。
ハンドルやメーター類は割と出来がよいと感じたので、塗装で片付けた。


シートベルトは板おもりを使用。シートは革張りにすべきか最後まで悩んだが、今回は見送り。
ちなみにシートベルトは接着してないので、シート含め取り外せたりする(たぶん外さない)。
サベルトはキットのだとでかすぎたので、ほかの1/24から流用した。
ウインドスクリーンは0.5mm軸のリベットで固定した。


リヤ周り。ボディの組みつけが結構タイトで、塗装前はきっちり合ってたんだけど、塗ったら浮くようになっちゃった。
もしかすると内容物のせいかもしれないけど。
ラジエータホースの青いプラグがアクセントに。


カウルをあけたところ。タミヤ640と違ってかなりぎっしり感のある中身。
ちゃんとインダクションポッドのインナーもしっかり装着したままカウルを閉じられるのは、なかなかすごい気がする。


コックピット周り。キットパーツとエッチングでこのぐらいにはなる。
黒はつや消し黒〜グレーまでをパーツごとにテキトウにあしらっている。まぁ、説明書の塗装指示って見たことないんだけどね。
ぜーんぶ、資料写真から現物あわせで調色するから。


フロント。
ブレーキラインは0.4mmケーブルで、リード線の中の1本を使って止めている。


エンジン周り。遮熱部分はすべてクレオスメッキシルバーによる塗装。というか、金属部分のホトンドはメッキシルバーかチタンシルバーだな。


逆サイドから。
キット自体のパーツの細かさと、純正別売りパーツのエアファンネルの輝きがいいねぇ。


スケルトン状態!
上カウルとアンダートレイ、タイヤとここまでばらせる。


アンダートレイとサイドカウルは接着。モノコックとの接続はキットのピンのまま。
サイドの穴は前方の接続ピンのみ切ることでモノコック着脱時の邪魔にならずに付けはずしできるように。


タイヤはタミヤのものを使用、ロゴは純正エッチングのテンプレートで塗装した。


撮影時に使ったモノコックのスタンドは、FW24スケルトンに入っていたやつ。
この状態で飾ることは少ないだろうけど、FW24と比べて見たくはあるなぁ。


タイヤを外すときちんと独立したブレーキディスクとパッドが出てくる。
タイヤ接続軸は味気ない棒だったので、途中にディテールを入れている。
ちなみに青いサーモラベルも自作デカール。


スケルトンのエンジン周り。ばらせるってことに喜びを感じるのは、変形好きのサガ?



リターン
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