ティレルヤマハ023(1995)

Tamiya(1/20)


・マシン説明
片山右京・ヤマハエンジンの組み合わせで、コンサバな作りながら予選でたびたび3列目を獲り、決勝でもトラブルを起こすまで3位走行するなど活躍を見せた「022」を正常進化、技術的にも先進の「ハイドローリックサスペンション」を採用するなど前年の勢いを駆って登場した意欲作、それがこの「023」である。
ところが、ストレートでも誤作動するという「ハイドローリックサスペンション」が足を引っ張り、セッティングの方向性を失ったマシンは結局ろくな成績を収める事が出来なかった。

・解説
あまりの走らなさに誰もが「022の方を立体化してくれれば・・・」と思った「023」だが、いわゆる「ティレルブルー」で開幕2戦を戦い、メインスポンサー「ノキア」を獲得後はさわやかな「ホワイト&ブルー」にチェンジするなどなかなか模型映えするマシンだ。
プロポーションは中々にスタイリッシュで、絞り込まれたスラントノーズや大きく落ち込んだリアセクション、またこの年(1994年、セナが亡くなった事で多くの技術規定変更がなされた)より大きく変わったレギュレーションの変更が初めて盛り込まれたキットだけに、見所も多い。



カラーリングはティレルブルーバージョン(市販デカールを使用)。だってこっちの方がカッコイイし。ノキアカラーはさわやかすぎるのが難点だな。じつは、コックピット周りの白ラインは貼り位置を間違えてしまった。安易にマイルドセブン部分を貼りつけて、いざ白ラインってところで「貼る場所がないジャン!(涙声)」


ノーズのラインが美しい。この辺は特別変わった事もせずに制作。アップで見るとウインドスクリーンの取り付けが汚いなあ。


目立つコード類をさくっと配線。ホントはもっと這い回ってるんだけど、最近は隙間埋め程度に這わせてる。あんまりやると汚くなるし。


最近のタミヤキットと違って、ボディ内に余裕がありまくり。配線してもカウルと干渉しないのは作業しやすいね。うーん、ラジエーターパイプはヤッパ作るべきだったかなあ。


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