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サボイアS.21    FineMold(1/72)


映画「紅の豚」は、1920年代のアドリア海を舞台とした、飛行機乗り達の話を描いた作品。
世界恐慌や戦争の足音響く中、最後の空騒ぎを切り取った、そんな熱くもちょっとせつない物語だ。
最初にこの作品を知ったのはもちろん?モデルグラフィックス誌での宮崎駿氏の漫画連載。地味だけど面白いお話で、楽しみに読んでいた記憶がある。
正直地味すぎて、映画になると知ったときは驚いた(笑
でこのサボイアS.21は主人公ポルコ・ロッソが駆る戦闘飛行艇。イタリアンレッドで染め上げた機体は美しい海や空の青に映えて、とてもカッコよく見えた。



サボイアとカーチス、並べて飾るべく購入したものの、何年寝かしただろうというキット。
引越しに伴う在庫整理(相当捨てました…)の中、やはりこれは作っておこうと一念発起、製作した。


製作はほぼ完全なる素組で、イタリア国旗カラーもデカールを使用。デカールは透けもなく扱いやすかったけど、尾翼は少しよれが出てしまった。
キットはコックピット前、主翼支柱を含むパネルパーツの合いと取り付けに注意が要るものの、基本的にはパチパチ組めるよい物。


正面から。
塗装は、フィニッシャーズのファンデーションホワイトを下地に塗った後、クレオスのスーパーイタリアンレッドを軽めに吹きつけ。
底部は説明書どおりのサンディブラウン。金属部分はクレオスのメッキシルバーとスタジオ27のクロームデカールを使用している。

サブフロートの張り線は、細い髪の毛を使用して追加した。


スタンドから台車に変更しての横からの写真。
ボリュームがあって丸みもあるのにスマートという、すごくキレイなデザイン。


後ろから。ポルコは接着していないので降ろせる。


コックピットとエンジン周り。
排気管と照準眼鏡はピンバイスで開口した。排気管は奥まで開口したら結果的にサイドスリットも開いてラッキー。
ちなみに機首の機銃口はディテールが浅いので、より円形にえぐりつつ開口している。
ラジエーターのクロームでカールは、光りすぎかな?


台車とポルコ。アップにすると結構雑だなぁ。拡大眼鏡で作業すべきだったか。



リターン
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