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01.腕の加工と合わせ目消し    VF-1無塗装キット やまと(1/60)


まずは腕の工作を通じて全体的に行った"合わせ目消し"説明を。


肩内部ブロックはいきなりポリパーツ!という難題だけど、ポリにかぎらず今回合わせ目消しに使用するのは


「瞬間接着剤"シアノン"」

モデラーの中では愛用者も多い、盛り上げが出来る瞬間接着剤で、硬化後も普通の瞬着と比べてガチガチにならず加工がしやすいという利点がある。


これを組み立てた肩内部ブロックの合わせ目に盛り付ける。
少し隙間を開けてその中に充填したら、


ぎゅっと挟み込んで固定する。少し表面にあふれるぐらいに盛るといいよ。

盛り付けるときは、自分はデザインナイフの先に少量とってからにしている。後の切削加工の手間を減らすためにも必要量だけ盛るようにしたい。爪楊枝などを使うのもいいと思う。


シアノンは瞬間接着剤といいつつ硬化が遅いので、硬化促進剤「シアノンプライマースプレー」を使うとテキパキ作業できるよ。


スプレーで固めたらあとは合わせ目面をヤスリがけ。
ここではウェーブのヤスリスティックSOFTの240→400→600で削りから表面処理までをしている。
ヤスリスティックはヤスリ面が長持ちする、ヤスる場所に合わせて手軽に加工できるなど大変便利。

なお、ヤスリを当てるときはできるだけ力を入れずシャッシャッと撫でるように動かすと、余計な傷をつけたり削りすぎたりしなくて結果として早くキレイに仕上がるよ。


完成!
ポリパーツも難なく合わせ目消しできちゃいました。


シアノンは指の裏側にあるような押し出しピンあとを修正するのにも重宝。


ヒジ関節側は合わせ目を目立てヤスリでスジボリ、ディテール風の処理をした。


整形した上腕。お好みの方法で無理なく合わせ目を消そう!


上腕を完成→塗装まで済ませてからマスキング、前腕も同様に合わせ目消しをした。


01-2.肩改造
完成品を見ていてどうも肩パーツが小さい印象だったので少しだけ大きくしてみた。
変形するので影響のない程度に手を入れてみよう。




肩の内側に1mmプラ板を貼り、手早く作業するため隙間にはシアノンを盛り付け。
正面を綺麗にヤスリがけしたら、貼ったプラ板部分を下のほうが狭くなるように整形。




整形後。比較写真は左がキットのママ、右が改造後。肩の上の方は変形時に干渉しないのでそこだけ大きくしたのだ。




同じく左がキットのママ、右が改造後。
上すぼまりだった肩の上の方の厚みが出たので、少しだけたくましくなったカンジがしないだろうか。
ささいな差だけど案外印象が変わるもの…だと思うけどどうだろう?




リターン
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