Project Wivern

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「カラバリでいいよ」と依頼したはずなのに、原形をとどめないほど変更が加えられたサマに、そしてあまりに作り込まれた精緻さにグウの音もでないというのはまさにこのこと。
ブラックバード風塗装に新造された機首やスタビレーター、差替や可動で再現された各状態など満載の見所を、とくと味わって欲しい。





・コックピットオープン/着陸形態


・コンフォーマルタンク装備


・主翼後退


・コックピット詳細


・差替パーツ群



FF-08WR cyanopica/シアノピカ

製作・文:11_401
設定/
ワイバーンの高い汎用性・機動性を活かした戦術偵察機。
各種アビオニクス、偵察用機器及び燃料タンク増設の為に機体各部にバルジやチャインの追加・拡大が行なわれ、特に機首とテールスタビライザーは新規形状とされた。
機体形状変更による空力バランスの変化に伴い各補助翼も変更されている。

機首にセンサーを大量増設した事によりパイロットの十分な有視界域確保が厳しくなった為、キャノピーは廃止され完全密閉型コックピットに変更、複合光学センサーのデータをハッチ全面に設けた外景表示スクリーンにモニター出力させる事で視界を確保。

また、それらに伴いコックピットの開閉機構はベースであるFF-08GBのものとは変更された。
任務の性格上、長距離・長時間航行が主であるので搭載燃料の大幅な増大化が行なわれているが、それでもプロペラントを大量消費する大気圏外運用では燃料不足により作戦が制限されやすいので、オプションとして上部エンジンポッドサイドに装着するコンフォーマルタンクが用意されている。

愛称の"cyanopica"は鳥のオナガの学名。

解説/
軍用機の華は偵察機に在りと信じて疑わない私なので当然ワイバーンも偵察機化の方向で。
偵察機といえばブラックバード!という事で元ネタは見ての通り?SR-71…の、テイルコーンを延長したSR-71A/BTと呼ばれているキモカッコイイ試作機。
センチネルの文法、というか実際の戦闘機改修に倣って基本形状はそのまま、パーツを追加する事によりシルエットを変えてみてます。

工作はな〜んの変哲もないプラ板とポリパテのみ。
SFっぽさを出す為にコックピットを密閉式にして機首にセンサーアイを付けてみたり。
機首周りは趣味で色んなレーシングカーのラインを採り入れてるんですが、間違いなく私以外は分からないでしょう(笑


おおまかな形になるといつもの悪い癖が発動して
「折角の可変翼機だから差し替えで再現しよう、脚も差し替えで開閉、ハッチも開閉させてやろうetc.」
と泥沼化の一途へ…
F-16Iを見たら急にコンフォーマルタンクが欲しくなったので急遽追加製作。何気にこれもピンによる差し替え式。
脚はジョーシンで投売りしてたF/A-18の食玩を購入し流用しようと思ったら、これがどうしようもなく酷い出来だったので、家に転がってたタミヤの1/100コルセアUから車輪を拝借した以外はプラ棒と真鍮線で殆どスクラッチという回り道。
新規工作部分へ自分で彫ったスジ彫りとベースキットのスジ彫りとの辻褄が合わなくなったので結局全て彫り直したというこれまた回り道を…


カラーリングとデカールも勿論SR-71ベース。
しかしそのままでは芸がないので、アクセントとしてホワイトの箇所を入れつつ、黒ではなく「ティターンズブルーよりもう一段濃い青」というイメージで調色して塗ってます。何混ぜたかはもう忘れました。テヘッ
センサー部分はエナメルのクリアーブルー厚塗り。
デカールは押入れの中で何年も埃被ってたMDプリンターを使ったオリジナル。
最後にフラットとセミグロスを1:1に混ぜたラッカークリアーでトップコートして終了〜



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