FF-08WR SDD(System Development and Demonstration:システム開発実証)
2号機デモンストレーションカラー
製作・文:eminence
こういったコンペの場合、目立ったモン勝ちという法則があるので、全面赤塗装で勝負!
元ネタはデンマーク空軍の偵察型ドラケンRF-35の特別塗装機A-009です。
丁度MYKデザインから1/144デカールが発売されたのでデザインをパクリます。
工作はほぼストレートですがKuWaさんから提供していただいたワイバーンの出来が1/144にもかかわらずやたら繊細で深い凹線だったので、主翼を真っ二つにするは、インテーク前のベーンをブチ折るは、自分のがさつさに泣きました。
手を加えた所は、KuWaさんが意図的に小さくしたテールスタビレーターの垂直尾翼をプラ板で大きくしました。
これは個人的な好みで、ラダーっぽいディテールを考えると、空力的にそれなりに面積が必要かと思ったからです。
キャノピーはアクリル棒削りだし。一度やってみたかったのですが、大きさ的に5mm角では微妙に足りないので10mm角から削ることに。
リューターが無ければ挫折してました。
アレスティングフックは0.8mm位の真鍮線で作り直し。最後にエッチングのVHFアンテナとピトー管を追加して1/144らしい繊細さを出します。
塗装はワイバーンのイラスト部分を塗装で再現するので、まず全面白くしてから黄色を塗ります。
赤は下地の色に影響されやすいので全ての部品を黄色にしておきます。
ワイバーンはMYKデザインのデカールをコピーしてマスキングテープに貼り付けたものをひたすらデザインナイフで切り抜きます。
全く、プリンター3種(マイクロドライ、インクジェット、カラーレーザー)持っているのに何てアナログな…
更に胴体下面に合わせて5分割し、垂直面の隙間をマスキングテープでちまちま埋めていきます。
この時ELライト部分もマスキングしておくと手間要らず。
赤はクレオスの「スーパーイタリアンレッド」。ノズル部分はアルクラッドIIの適当な色で。
最後にアンチグレアと翼端灯を塗って、ガンダムデカールを適当に貼って完成。
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