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CG製作:ごはん モデル製作:KuWa
田園風景に差し掛かったFF-08WR-E。高々度機たるワイバーンをより幅広い運用に対応させる為に翼大型化等の改修を加えた後、地上軍に配備された様子だろう。
地域迷彩色となるグリーンが景色によくなじみ、この空域での任務をいろいろと想像させる。
ガンダムセンチネルが明確化した、現用航空機に照らし合わせたバリエーション展開の文法になぞらえ、機体の改修や運用を妄想するのは思いのほか楽しい作業だ。
あらゆる領域に進出するワイバーンの姿に、この時代における新型戦闘機のインパクトを感じるも、ガンダム世界特有のオールマイティさ(要するになんでもあり)を楽しむもよいのでは。
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CG製作:ともり モデル製作:美並V3
対流圏を抜け、虚空を目指し空高く駆け上がっていく飛竜<<ワイバーン>>。FF-08WRを使用した練習機。
ブレンデッド・ウイング・ボディによるウェイブライディング能力を与えられ、高々度〜大気圏最上層での活動を可能とする機体らしい、力強くも清々しい一枚だ。
機体色である機首のブルーから本体のホワイトまでの流れが、上空の蒼(あお)と眼下に広がる雲の白にシンクロし、空に溶け込むような美しさとなっている。
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CG製作:トクメイベ モデル製作:eminence
大気圏上層部を作戦行動中のエゥーゴ旗艦・アーガマと交差する軌道を飛行中のFF-08WR・SDD[システム開発実証]2号機。
ガンダムセンチネル前夜であるティターンズ紛争後期あたり、実験飛行中のささやかな巡り合わせが生んだ一枚、だろうか。
太陽光を強く浴びた腹のドラゴンを誇示するように、日陰に入ったアーガマを上からパスする姿が、デモンストレーションカラーを鮮やかに際立たせている。
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CG/モデル製作:BPM180
美しい海辺をバックにテスト飛行を行うX-08T・スタビレーターテスト機。
地球連邦軍においては、MSが完全に戦争の主役となったZガンダムの時代に戦闘機が活躍できる場は少なく、旧式機を細々と使用している状況だった。
そんななか航空能力を備えた"TMS"、可変MSの登場が、空中戦という戦場への注目を呼び、改めて新型航空機の必要性が喚起されたのではないか。
そういった背景を目にしただけで想像できるFF-08WRという機体は、まさに"出来すぎた"デザインだ。
MSの先進技術を持ちながら、現用機と見まごうそのプロフィールで何食わぬ顔で空を飛ぶ姿はまさに、その新世代の航空機、ワイバーンの誕生を予見させる。
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